テレビで見る大浴場は、広い湯船や美しい景色が印象的です。しかし、初めて温泉旅館へ泊まる人にとっては、タオルをどこまで持って行くのか、体を洗ってから入るのか、貴重品をどうするのかなど、分からないこともあります。
基本的な流れを知っておけば、周囲を気にしすぎず温泉を楽しめます。
客室を出る前に持ち物を確認する
大浴場へ持って行くものは、客室のタオル、部屋の鍵、必要であれば基礎化粧品などです。バスタオルを浴場に備えている宿と、客室から持参する宿があります。館内案内を確認しましょう。
濡れたタオルを入れる袋があると帰りに便利です。スマートフォンや財布などの貴重品はなるべく客室の金庫へ置き、持参する場合は脱衣所の鍵付きロッカーを利用します。
湯船へ入る前に体を流す
脱衣後は、かけ湯をするか洗い場で体を流してから湯船へ入ります。タオルや長い髪は湯につけないようにし、髪は結んでおくと安心です。洗い場の場所取りはせず、使い終えた椅子や桶を軽く流して元の位置へ戻します。
温泉は普段の風呂より熱く感じることがあります。急に肩まで入らず、足元から慣らし、無理のない時間で上がりましょう。
撮影は禁止と考えておく
テレビでは誰もいない浴場がきれいに撮影されていますが、通常営業中の大浴場にはほかの利用者がいます。浴場や脱衣所へのスマートフォン持ち込み、写真撮影を禁止している宿がほとんどです。
景色を撮りたい場合は、宿が公開している写真を眺めるか、撮影可能な場所をスタッフへ確認しましょう。他人が写らなくても、禁止区域での撮影は避けます。
利用時間と男女入れ替えを確認する
大浴場は一晩中使えるとは限りません。清掃時間があり、深夜や朝に利用できないことがあります。また、二つの浴場を時間帯で男女入れ替えにする旅館もあります。
到着時に時間を確認しておけば、片方の浴場へ入りそびれることを防げます。テレビで紹介された露天風呂が、特定の時間だけ利用できる場合もあるため、館内案内を最初に読むのがおすすめです。